一般的信頼性
解説
一般社会に対する信頼性のこと。対義概念は、集団主義(閉鎖社会に対する信頼性)である。集団主義が強いと一般的信頼性を損なう。
日本人の一般的信頼性が低いのはなぜか
日本人は個人としての他人を信頼できないので、他人を信頼しなくてもすむ安心社会を作ってきた、そして安心社会に定住することで、他人を信頼できるかどうかを見極めるための社会的知性を十分に育成してこなかった。
安心社会では信頼が生まれにくい。
出典:『ネット評判社会』 山岸俊男(著)
原出典:『信頼の構造―こころと社会の進化ゲーム』 山岸俊男(著)
例
| 安心社会 | 一般的信頼性の破壊 |
|---|---|
| ムラ社会 | 村八分 |
| 会社への忠誠 | 企業不祥事 |
| 仲間意識 | 公共意識の欠如 |
分析
『ネオ・デジタルネイティブの誕生』(橋元良明・電通総研 著)によると、
同書によると、若い世代ほど「一般的信頼性」が高くなることは、若いうちからのインターネット・ソーシャルメディア利活用が原因であるとのこと。
ソーシャルメディアを通じて日本の若者が世界にはばたく近未来を暗示していると言える。
Wikiコラボレーション
一般的信頼性は、Wikiによるコラボレーションの前提条件と言える。自分の文章を公開する、他人の文章を上書きするという行為そのものが、一般的信頼性の証と言える。
企業内の知識共有(ナレッジマネジメント)
企業内で知識共有できるかどうかは、企業内での一般的信頼性の高さに寄る。一般的信頼性が低いと、知識共有は進まない(組織の縦割りの弊害・蛸壺化)。
匿名性