ワールドカフェ@田町「ソーシャル」で気づいたのだが、「学生」の対義語として使われるのは、おかしい。
本来的には、「社会の人」と書くわけだから、「社会の一員」という意味になる。しかし、実質、仕事を本業にしている人を限定的に指す言葉であり、学業を本業とする学生は含まれない。
「社会人」に学生を含めないという使われ方は、学生と社会人の断絶を如実に表している。断絶の最たる現象が、新卒一括採用である。
ソーシャルネットワーク(社会的ネットワーク)は、社会の絆でもある。ソーシャルネットワークによって、学生と社会人の絆を作り、学生を社会の一員として迎えることができれば、学生と社会人との間の断絶もなくなり、よりよい社会が築けるのではないだろうか?