未婚率

婚姻率の低下（未婚率の上昇）が少子化の根本原因であり、婚姻率を改善しない限り少子化は改善されない。なぜ、婚姻率アップ（未婚率削減）を公約に掲げる政治家が出てこないのだろうか？

国勢調査から未婚率を抜粋してみた。

計算式

総数＝未婚＋優配偶＋死別＋離別

年齢階層別有配偶率推移

男性	20-24	25-29	30-34	35-39	40-44	45-49	50-54
1980年	91.8	55.2	21.5	8.5	4.7	3.1	2.1
1985年	92.5	60.6	28.2	14.2	7.4	4.7	3.1
1990年	93.6	65.1	32.8	19.1	11.8	6.8	4.4
1995年	93.3	67.4	37.5	22.7	16.5	11.3	6.7
2000年	92.9	69.4	42.9	26.2	18.7	14.8	10.3
2005年	93.5	71.4	47.1	31.2	22.7	17.6	14.4
2010年	94.0	71.8	47.3	35.6	28.6	22.5	17.8

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女性	20-24	25-29	30-34	35-39	40-44	45-49	50-54歳
1980年	77.8	24.0	9.1	5.5	4.4	4.5	4.4
1985年	81.6	30.6	10.4	6.6	4.9	4.3	4.4
1990年	86.0	40.4	13.9	7.5	5.8	4.6	4.1
1995年	86.8	48.2	19.7	10.1	6.8	5.6	4.6
2000年	88.0	54.0	26.6	13.9	8.6	6.3	5.3
2005年	88.7	59.1	32.0	18.7	12.2	8.3	6.2
2010年	89.6	60.3	34.5	23.1	17.4	12.6	8.7

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出典：政府統計の綜合窓口＞国勢調査

生涯未婚率

50歳の時の未婚率を生涯未婚率と呼ぶ。
2010年、男性20.1%、女性10.6%になる。

結婚は早い者勝ち

未婚率の推移から、未婚者が10年後、20年後にも未婚である割合を計算することができる。
・男性は30歳を過ぎると5割以上の割合で結婚しない。
・女性は30歳を過ぎると6割以上の割合で結婚しない。
・男性は35歳を過ぎると7割以上の割合で結婚しない。
・女性は35歳を過ぎると8割以上の割合で結婚しない。

20年後も未婚の割合

	30-34歳男	30-34歳女	35-39歳男	35-39歳女
1960年→1980年	21%	47%	44%	64%
1965年→1985年	28%	48%	50%	65%
1970年→1990年	37%	56%	64%	72%
1975年→1995年	47%	59%	73%	78%
1980年→2000年	48%	59%	71%	78%
1985年→2005年	51%	59%	71%	80%
1990年→2010年	54%	62%	77%	86%