Twitterでスパム・荒らしが少ない理由
Twitterは、荒らし・スパムが少ないと言われる。Facebookも同様に荒らし・スパムが少ない。なぜだろうか?
ずばり「Twitterは外からは見えない」からである。
ブログ、Wikipediaと比較して考察してみる。
コンテンツ中心は荒らされる
ブログとWikipediaは、コンテンツ中心である。コンテンツが真ん中にあり、コンテンツを取り囲むように見物人がいる。スパムや荒らし行為は、コンテンツへの上塗りであり、見物人にスパム・荒らしを見せることである。
関係中心は荒らし甲斐がない
一方、TwitterとFacebookは関係中心である。関係性は、それぞれの関係の中で閉じている。
AさんからBさんへのコメントは、第三者であるCさんには、この両者をフォローしていない限り見えない。Aさんがスパマーであれば、Aさんへのフォローをやめれば、スパムは消去できる。
スパム・荒らしの存在意義
スパム・荒らしの存在意義は、見られることにある。スパム・荒らしを多くの人に見せようと思えば、多くのフォロワーを獲得する必要がある。
しかしわざわざ、フォローをしてまでスパム・荒らしを見たいと思う人はいない。見ている人が少なかったりいなかったりすれば、スパム・荒らし行為は徒労に終わる。
良質なプラットフォーム
ゆえに、関係中心のTwitter、Facebookにはスパム・荒らしの甲斐がなく、良質な関係が築けるのである。
マーケティング利用に最も適したプラットフォームとも言えよう。