時に海を見よ

立教新座高校校長 渡辺憲司氏の著作。

地震と卒業式中止

2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震によって、3月15日に予定されていた卒業式が中止になった。卒業式で卒業生に向けて話そうと思っていた内容を、同校のホームページに掲載したところ、大変な反響を呼んだ。そして、それを見た出版社に勤めるかつての教え子が、先生に本書の出版を薦めた。

「海」とは？

高校を卒業して多くの生徒が大学へ行く。大学は自由だ。「海」とは自由を表す。

親の庇護の下にあった高校までの生活。大学卒業後、働くようになれば、自分の自由な時間は減る。大学こそが人生における最も自由な時間だ。

自由とはなんだろうか？渡辺校長は、孤独に向き合う、つまり、自分に向き合うことだと言う。

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・2013.09.12　公開
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