糖
基本
・糖(炭水化物)は生体内に最も多量にある生体分子。
・基本は、COHの元素からなる。
・単糖が結びついて多糖となる。
・エネルギー源(グルコース・でんぷん)
・構造の材料(セルロース)
・タンパク分子間や細胞間の認識として機能する。
→単糖:炭素原子3個以上を含む直鎖のポリヒドロキシアルデヒド(アルドース)、ポリヒドロキシケトン(ケトース)である。生体ではほとんどD糖である。
→頻出するD-アルドース
・D-グリセルアルデヒド C3
・D-リボース:Rib C5
・D-グルコース:Glc C6 OH-左1個
・D-マンノース:Man C6 OH-左上から二個
・D-ガラクトース:Gal C6 OH-左上から2番目から二個
→頻出するD-ケトース:アルドースのアルデヒド基に一番近い炭素が酸素と二重結合を持つ。
・ジヒドロキシアセトン
・D-リブロース:C5
・D-フルクトース:C6
タンパク質に付加した糖
1:タンパク質の構造に影響し活性や、安定性に寄与する。
2:糖を介して認識が行なわれる。細胞は糖タンパクや糖脂質で覆われており、これを特異的に認識するタンパク質(レクチン)などが存在する。