なおきのナレッジベース
mindiaなおきのナレッジベース単語

取引コストの定理

なおき · 2010-06-06 更新 · 1 ポイント · 履歴(5)
第 3 版(2010-01-31 14:27:18 · なおき)を表示しています。 最新版に戻る

社会や組織の規模・収益、個人の年収を決定する定理である。1937年、ロナルド・コース(1910-、1991年ノーベル経済学賞受賞)が「取引コスト(取引費用)」の概念を提唱した。

社会・組織の境界線を決定する。

内部取引コストと外部取引コストの均衡が内部と外部の境界線、つまり社会や組織のサイズを決定する。不均衡が生じた場合、内外取引コストが均衡になるよう、調整が入る。

内部取引コスト<外部取引コストの場合

内部取引コスト>外部取引コストの場合

取引コストが低下するパターンの分析

業種・仕事内容により、劇的に取引コストが低下するものもあれば、低下しないものもある。キーになるのは、有形か無形か、場所を選ぶか選ばないかである。

場所を選ぶということ

生産と消費が分離できていると、生産地と消費地は同一場所である必要がない。多くのサービス業は、サービスの生産と消費が同時に同一場所で行われるため、場所を分離することはできない。飲食業を思い浮かべると分り易い。

無形であること

無形、つまり、データ・情報・知識・ソフトウェア・出版・音楽・映像などの無形資産・知的資産である。インターネットにより、外部取引コストを劇的に低下させた。音楽はCDショップで買おうとApple iTunesで買おうと、品質に違いはない。バラ買いができる分、Apple iTunesのほうが利便性が高い。


無形・場所を選ばない場合

インターネットにより世界中から最低コストのものを選択できるようになる。

有形・場所を選ばない場合

最低限、輸送コストがかかるが、注文・決済はインターネット経由で行うことができる。決済金額にもよるが、やはりほぼ世界中から最低コストのものを選択することができる。

場所を選ぶ場合

取引コストは下がらず値下げ余力が低い。

社会・組織・個人レベル

国家レベル


都市レベル


企業レベル

少数の巨大企業

小企業・個人事業主の台頭

中規模企業

企業レベルにおける結論


個人レベル

生産性の高い人

生産性の低い人

履歴

タグ

「取引コストの定理」タグが付けられた単語