フリーは魔法の弾丸ではない。無料で差し出すだけでは金持ちにはなれない。フリーによって得た評判や注目を、どのように金銭に変えるかを創造的に考えなければならない。その答えはひとりずつ違うはずだし、プロジェクトごとに違うはずだ。
もともと、星は無料だった。
もともと、生きものは無料だ。
人間も、もちろん無料でつくられた。
歴史も、無料の時代のほうがずっと長いはずだ。
ぼくらの肉体も、無料に慣れている。
だから、無料がけっこう気持いいのかもしれない。
これからは、無料が高くなっていくよー。
しかも、無料がどんどんおもしろくなるんだ。
これは当たろうが当たるまいが、ぼくの予言だ。
世の中には無料でもいらないものだらけなんです。
「いや、無料ならもらっておく」という人は、
それを「お金に換えられる」ことを想像しているんで、
そのものを「もらっておく」わけじゃないんですよね。
無料とか、タダっていうのは、あくまでも、
「お金を介在させる」考え方なんじゃないかなぁ。
ぼくは、無料よりおもしろそうだと思うのは、
「ぶつぶつこうかん」なんですよね。
価値をいったんお金に換算しないで、交換する‥‥。
これ、うまくやれたら、おもしろいと思うんですよねぇ。
フリー戦略は、普通の会社では決裁が下りない。なんでそんな損することをやるんだと、したり顔で説教する上司がいる
フリー戦略は、常にストーリーで考えないと。その先に感動があるから、フリーがバリューを生む
関西大学総合情報学部2007年卒。 卒業後「非同期」「主観事典」をテーマにした会社設立。パンデイロやvimなどの打楽器が好き。 Backbone.js 千利休 木村蒹葭堂