シェレシェフスキーの使った記憶法は、まず、自分の生まれ育った村、もしくは自分の住んでいる家の周囲などの状況をイメージし、そのイメージした街のいたるところに、短い単語が作り出す共感覚的イメージを視覚的に貼り付けることによって記憶を定着させるものである。想起の段階ではその道をもう一度歩き、視覚的イメージを読み取ることによって記憶を思い出していた。これは記憶術でいうところのローマン・ルーム法(場所法)に酷似しているが、彼はこの方法を独力で開発し、体得していた。
関西大学総合情報学部2007年卒。 卒業後「非同期」「主観事典」をテーマにした会社設立。パンデイロやvimなどの打楽器が好き。 Backbone.js 千利休 木村蒹葭堂