1980-1990年代、パソコン通信として知られ、元祖、SNS(社会的ネットワーク)とも言うべき存在だった。フォーラムというコミュニティがたくさんあり、盛んにオフ会が開催された。インターネットの台頭とともに、NIFTYのフォーラム機能は2004年には終焉を迎えた。
参加
1995-2001年、アクティブユーザだった。主な活動場所はFBINC(ビジネス創造フォーラム)、FBMAN(後にFBMANG、ビジネスマンフォーラム)だった。
全国オフ
FBMANの1997年石川県羽咋、2001年神奈川県真鶴(湯河原?)の全国オフに参加した。
FBINC
サブシステムマネージャーを務めた。
フォーラムの隆盛(FBINCの場合)
・最盛期は1997年前後ごろと思われる。
・FBINCでは、アクティブ発言者は100人ぐらいで、2000人ぐらいのROM(読むだけの人)がいた。
・民主党元議員・20代上場企業社長・著名評論家などを輩出した。
衰退へ
コンテンツプラットフォームの終焉
NIFTYそのものが、フォーラムを中心としたコンテンツプラットフォームからインターネットプロバイダへの転換を図った。
加入者減
新規加入者が激減し、どこのフォーラムも衰退の一途をたどった。
代替手段
・ハンドル名制とはいえ、個人が特定できる状態ということもあり、ビジネスパーソンによる大変活発で濃密なコミュニティが形成されたと言える。
・個人が特定されない2chや、よりゆるいmixiはNIFTYの代替にはならなかったのが、mixiが台頭してきたころにフォーラム関係者が抱いていた感想である。
・実名制のFacebookの登場により、ようやくビジネスパーソンによるコミュニティが復活した。
編集履歴
・2013.08.31
コミュニティ運営勉強会を受けて、あらためて書き下ろし。
・2010.01.22 初稿