2011年1月1日(登録)
キーワード検索していたら、関心空間のページがヒットした。登録してみた。
http://www.kanshin.com/user/58819
登録ユーザ数
44955人
登録キーワード数
294358件
所感(ほとんど課題)
・(mindiaと比べて)キーワードがかなり長い傾向にある。
・登録ユーザ数・登録キーワード数が多い割には、なかなか欲しい情報が探し出せない。
・タグ機能がなく、ユーザ主導で分類する機能がない。
・ユーザ主導のファシリテーションが起こらず、雑多なまま放置されている印象を受ける。
・集合知形成の循環プロセスに至っていない。
対策案
・ファシリテータを育てる。
・言葉のゆらき補正、タグによる分類、統合などをユーザ主導で行ってもらう。
ゆらぎ補正・分類・統合案
たとえば、私ならこうするという例を提示しておく。
現在(2011年1月)、渋谷BUNKAMURAでモネ展が開催されている。モネ展の情報収集、モネの関連情報、モネに関心のある人を探したい。
現状
・「アート>美術」カテゴリーで「モネ」で検索すると47件出てくる。この47件がばらばらに存在しており、繋がりがない。
対策案
http://www.kanshin.com/keyword/900470
この「クロード・モネ」を集約ページにする。ほかの46キーワードには「クロード・モネ」タグを付け、「クロード・モネ」のページに表示させる。47件横断で、コメント表示、関心のある人を表示させる等行うと、集約性が高まる。
mindiaとの対比
mindiaの課題でもあるので、コメントしておく。
mindia現状
・mindiaの場合、アクティブユーザ数がここまで多くなく、誰がどういう関心事を持っているか、だいたい把握できる。またキーワードも抽象度が高く短い傾向にあり、ゆらぎも少ない。
mindia普及上の課題
・しかし、今後ユーザ数を1桁、2桁増やしていこうとした場合、知らない人が増え、関心事の分散化・希薄化が起こりうる。また、今までのユーザは抽象表現ができているが、1桁、2桁増やした場合、キーワードの抽象度が低く言葉のゆらぎも多発しうる。
・一方、Wikipediaは、ゆらぎ補正・分類・統合をユーザの手に委ねて発展してきた。
・mindiaが次のステージに上がるには(関心空間レベルのユーザ数になるには)、啓発活動(Wikiの思想、オートリンクを意識したキーワード選び、タグ付けの推奨等)、パワーユーザの育成が不可欠なように思う。
追記(実際にキーワードを集約させてみた)
・関心空間では、プル型でキーワードを手動でつなげるようだ(タグはプッシュ型)。
・「宮崎あおい」のページを作り、ほかの人の「宮崎あおい」のページへ手動で繋げてみた。
http://www.kanshin.com/keyword/3018541
・mindiaでは他の人の説明がデフォルトで表示される。
・一方、「関心空間」では手動で繋がらざるをえず、操作が煩雑だ。
・しかし、プル型で手動のため、同一ではないキーワードとも繋げることができる。
・・例)私の「宮崎あおい」と他者キーワードの宮崎主演映画「ただ、君を愛している」を繋げる。
2010年2月13日(初稿)
あーなるほど、これはmindiaと同じ仕組みだ。
http://www.kanshin.com/