社会の歴史的変遷
まとめ
1868年から1990年まではゲマインシャフト(コミュニティ)からゲゼルシャフトへシフトした。文明化・産業化・都市化が、コミュニティの崩壊をもたらした。
1990年から2008年に転換期を向かえ、2008年以降、再びゲゼルシャフトからゲマインシャフトへのシフトが起きている。
ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ
明治維新
・地租改正により、年貢による共同納付から現金による個人納付となった。
・廃藩置県・徴兵制により、町奉行・岡っ引きなどの自警から国家警察・国家軍隊となった。
文明化・産業化・都市化
・水・食料・冠婚葬祭は、地域コミュニティが提供するものから行政サービス・民間サービスによる提供へと転換した。
思想の変化
・戦後、家父長主義が否定され、若者は田舎を離れ都会へ行き、個人主義化が促進された。
転換点
バブル崩壊
・企業社会の崩壊:終身雇用の崩壊・非正規雇用の増加
中央集権国家の崩壊
・財政問題、社会保障問題、地域社会問題
ゲゼルシャフトからゲマインシャフトへ?
・2008年 リーマンショック:金融至上主義の崩壊
・2011年 東日本大震災(地震)