情報はタダか?
テレビは報道のあり方
テレビの偏向報道を問題だとする指摘がある。しかしこの指摘は筋違いである。
この指摘の前提条件は、テレビが視聴者に対し公平な報道を行うことが有益であるという点である。しかし、テレビが視聴者に対し便宜を図る理由はどこにあるのだろうか?その理由はない。
テレビは誰のため?
テレビの客は視聴者ではない。スポンサーである。番組制作・放映はスポンサーのお金によって賄われている。テレビ局にとって視聴者は売上を得るための道具にしか過ぎない。
情報を得るということ
視聴者は受益者ではないのである。費用負担もせずに、しかも受身の姿勢でなんら努力もせず、無料で有益な情報が得られると期待するほうが間違いである。テレビから得られる情報は、意味のない情報の粒(インフォメーション)である。有益な情報(インテリジェンス)は自らの努力によってのみ得ることができる。それ以上でもそれ以下でもない。
インフォメーションとインテリジェンスの差異は、「情報」を参照のこと。