外部性
個人のために行ったことが、結果的にみんなのためになること(正の場合)。
ある経済主体の意思決定(行為・経済活動)が他の経済主体の意思決定に影響を及ぼすことをいう。
(中略)
正の外部性(外部経済)
他の経済主体にとって有利に働く場合の外部性。
負の外部性(外部不経済)
他の経済主体にとって不利に働く場合の外部性。
出典:Wikipedia
花壇の例
私の家の「花壇」は私の所有物であり、私が楽しむために草花を植える。花壇が道路に面していれば(公開していれば)、結果的に、通行人も楽しむことができる。個人のために行ったことが、結果的にみんなのためになる。
Wiki
「個人のWiki」は私の所有物である。私の知識整理(参考:知識整理術)のために使う。公開することにより、結果的に、第三者も知識を得ることができる。
みんなのWiki?
一方、「みんなのWiki」は、私の所有物ではない。編集してよいのか、躊躇する。Wikipediaのように、時に成功する場合もあるが、失敗することもある(参考:集合知)
「みんなのWiki」を作る場合、最初から「みんなのため」と考えるのではなく、「自分のため」だと割り切る。みんなと調整しようとするとなかなか開始できない。Wikiの可能性を信じるなら「自分のため」にさっさと始めたほうがよい。個人のために行ったことが、結果的にみんなのためになる。
mindia
「mindia」は個人Wikiの集合体である。個々人が自分のために書いていることが、結果的に、相互参照できることにより、「みんなのため」になる。