西小倉事典
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オレラリ

西小倉パンデイロ · 2007-08-23 更新 · 履歴(1)

3.視聴率90%というテレビ番組があった!(2002年7月12日)より  視聴率90%というテレビ番組があった、といっても殆どの人が信じないだろうと思います。勿論私だってです。ところがそれがあったのです。場所は南の国・サモア島にある話です。この事を伝え聞いた日本のマスコミ関係者が、「それは一体どんな番組だろうか」と色めきたって駆けつけました。まず島の放送局を訪ね、「そんな番組が本当にあるのですか?」と聞いたら、放送局員が「ちゃんとあります!夕方の7時から7時45分まで毎日放送している“オレラリ”という番組です。どうぞどこかの家に行って、そこで見てみて下さい」とのこと。それも自信たっぷりの答え方でした。そこで一家庭にお邪魔し、そこの家族の人たちと一緒に放送時間の来るのを待っていました。その家庭の家族たちも放送の時間帯になると、みんなテレビの前に集まってきて、いよいよ放送が始まったわけです。すると番組の途中でアナウンサーが、「ではきょうの誕生者を紹介しましょう。○○にお住まいの○○さんと○○さんです。(顔写真を画面に出して)こういう方です。さあ、皆さんと一緒にハッピイバースデイーの歌を歌って、お祝いをしてあげましょう」と紹介した後、誕生日の音楽を流し始めたのです。その間、見ているどの島民も、茶の間で一緒になって歌ったり手拍子をしたりしていたのでした。それは「オレラリ」という45分間の中の、たった4,5分間という短時間ではありましたが、見終わった時、何かほのぼのとしたものが湧き上がってくるのを覚えました。島民が少ないからこんな事が出来るんだといえばそれまでですが、やはり隣人と一緒に生きている限り、「ひとりひとりの存在を忘れないで大事にすること、その一人の誕生日を公表しみんなで祝ってあげること」こそ大事なんだと思った次第です。これは12チャンネルでやっている『日曜バラエテイ』という番組だったのですが、その中でもう一つ心休まる取材があったのです。「オレラリ」を見終わってから、取材者がもう一度放送局を訪ね、その他のことをいろいろ質問してみたのでした。取材者の「落し物の紛失などはありませんか?」という質問に対して、「観光にやってきた人の中で財布の落し物の届け出があることがあります。そのような時はすぐ緊急放送をテレビでやりますが、拾った島民がすぐに放送局に届けてくれます。百パーセント返って来るんです」との答えでした。また犯罪者の逮捕や刑務所のことなどの質問に対しては、「刑務所はあるにはあるのですが、ほとんど入所者はおりません。たまたま入所者があったとしても、土曜日になるとみんな自宅に帰り、日曜日には自宅から教会に行き、また月曜日になったら刑務所に帰って来ることにしています」との答えでした。その大らかな島民性に心安らぐ思いでした。『人々を重んじ、彼らの働きを思って、特に愛し敬いなさい。互いに平和に過ごしなさい』(Ⅰテサロニケ5章13節)でした。
(東京牧心塾 第117号)
http://bokushinjuku.at.infoseek.co.jp/tekisuto0209.html

地域密着が素晴らしいという例かと。

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