1987年、ファミリーコンピュータ(ディスクシステム)の
ゲームソフトとして発売された
ハードボイルド推理アドベンチャーゲーム。
発売元・製作元が時代の変遷の中で
次々と変わる中でも根強い人気を見せ、
今作で15作目を迎える長寿ゲーム。
主人公・神宮寺三郎は新宿・歌舞伎町を根城とする探偵。
幾多の事件を助手の御苑洋子、
友人の刑事・熊野参造とともに解決していく。
物語が行き詰ったときにヒントを考える機能である
「タバコを吸う」というコマンドがあるのが特徴。
リリース作品
①新宿中央公園殺人事件 1987年
発売元:データイースト 発売機種:FC(DS)
②横浜港連続殺人事件 1988年
発売元:データイースト 発売機種:FC
③危険な二人 1988年(前編)、89年(後編)
発売元:データイースト 発売機種:FC(DS)
④時の過ぎ行くままに 1990年
発売元:データイースト 発売機種:FC
⑤未完のルポ 1996年
発売元:データイースト 発売機種:PS・SS
⑥夢の終わりに 1998年
発売元:データイースト 発売機種:PS・SS
⑦灯火が消えぬまに 1999年
発売元:データイースト 発売機種:PS・SS
⑧Innocent Black 2002年
発売元:ワークジャム 発売機種:PS2
⑨KIND OF BLUE 2004年
発売元:ワークジャム 発売機種:PS2
⑩白い影の少女 2005年
発売元:ワークジャム 発売機種:GBA
製作元:マーベラスインタラクティブ
⑪いにしえの記憶 2007年
発売元:ワークジャム 発売機種:DS
製作元:アークシステムワークス
⑫きえないこころ 2008年
発売元:ワークジャム 発売機種:DS
製作元:アークシステムワークス
⑬伏せられた真実 2009年
発売元:ワークジャム 発売機種:DS
製作元:アークシステムワークス
⑭灰とダイヤモンド 2009年
発売元:ワークジャム 発売機種:DS
製作元:アークシステムワークス
⑮赤い蝶 2010年
発売元:ワークジャム 発売機種:DS
製作元:アークシステムワークス
他、携帯アプリ作品、ミニゲーム等もあり
エピソード
・登場人物の名前は新宿周辺の地名になぞられるものが多い。
・作品名『危険な二人』、『時の過ぎゆくままに』、
『灰とダイヤモンド』は同一名の沢田研二の楽曲が名前の由来。
・『伏せられた真実』の原作モデルに絵本「泣いた赤鬼」が使われている。
こぼれ話
「青山剛昌の名探偵図鑑」にはまだ登場していない。
http://www.nicovideo.jp/watch/nm5695447
空木俊介(ファミコン探偵倶楽部)
新田哲二(北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ)
天城小次郎(EVEシリーズ)
成歩堂龍一(逆転裁判シリーズ)
等も登場せず。
版権の問題か?ゲームものの探偵さんは出ないようですね。