なぜならここで尽力すれば、次の選挙の時に連合会組合員の組織票が期待できる。それだけじゃない。床屋さんがみんな「店のガラス窓にポスターを貼ってくれる」じゃん。それも、連合会の事務局の人にポンと100枚渡せば、市内の床屋に自分達で届けてくれる。これだけでも市議にとってはどれだけ有利なことか。
1000円カットハウスで起業する人も、そこで働く(引き継ぐ親の店がない貧乏な)理容師も、そこを利用する客も、選挙なんか手伝わないでしょ。それどころか国政ならともかく“市議選”なんて一生、投票にいかない人達だ。そんなやつらは絶対、条例に勝てない。
そうさ、これこそ民主主義!
関西大学総合情報学部2007年卒。 卒業後「非同期」「主観事典」をテーマにした会社設立。パンデイロやvimなどの打楽器が好き。 Backbone.js 千利休 木村蒹葭堂