wikipediaにおいて
「ゲマインシャフト(共同体)」
とは下記のように定義されている
地縁、血縁、友情などにより自然発生した有機的な社会集団のこと。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/共同体
コミュニティ運営勉強会の発表においてこの定義が紹介された時、参加者から「ここの有機的ってどういう意味だろう?」という議題が与えられて「無機的の反対?」とか色んな意見が出ていた。
ところで
この言葉は糸井重里さんの「インターネット的」という著書においてもインターネットの面白さを表すキーワードとして出てきていた。
その中では「有機的」の反対は「ジョイント的」と呼ばれていた。
国語辞典で調べたら定義が出てくる。
117に電話したら今の時間がわかる。
こういう「1つの問い」を投げたら「1つの答え」が返ってくるのがジョイント的つながり。
それに対して有機的なつながりとは「美味しい焼き鳥が食べたい」とツイッターで呟いたら誰かが「大阪に住んでるんですね。それならここの焼き鳥屋が美味しいですよ」ってリプライくれた。
みたいな、「美味しい焼き鳥」だけじゃなく「大阪在住」だとか付随する情報を一気に相互受送信できる形を有機的なつながりと呼んでいた。
この事から察するに
冒頭の「共同体は有機的」ってのは
一人の人間が家族の親だったり社会人バンドでギター弾いていたり、そのバンドのライブに近所の友達が見に来てくれたり。みたいな、色んな形の色んな組織が複雑に絡んでいる様を「有機的」と定義したのではないかと思う。