劇的な出会いというのは劇的な相手と出会うことではなく劇的な出会い方をすることなのだと思う。人はみんなもう既に出会っている。足りないのは出会い方なのだ。
私は藤沢君を一目見て、
「これはすばらしいヤツだ」
とすっかりほれ込んじゃった。
藤沢君もきっと同じだったろうと思う。
理屈抜きで、そういうものが同時にひらめいたときに、
初めていいコンビが組めるんですよ。
人を見抜くカンというのは、
人生を苦しんで渡ってきた
人間じゃないと働かないものだ。
過去にさまざまな体験をして、
自らの長所と欠点がだんだん分かってくると、
自分にないものを相手に求めたくなるものです。
そういう人間に巡り会ったときの感じは、口でいえないな。
最初の1年間は2人で暇さえあれば理想を話し合っていたね。
「この会社を将来はこうしよう」なんて。
それが本当に楽しかった。
関西大学総合情報学部2007年卒。 卒業後「非同期」「主観事典」をテーマにした会社設立。パンデイロやvimなどの打楽器が好き。 Backbone.js 千利休 木村蒹葭堂