村田晃嗣著「レーガン」を読んでます。
アメリカの保守派を人間的魅力と類い稀なるコミュニケーション能力でまとめ、冷戦を勝利へと導いた、しかし正しく評価されていない大統領をそのルーツ、人間関係も網羅し複雑な人間像を描いています。
一般教書演説で映画「バック・トゥー・ザ・フューチャー」を引用した俳優出身大統領を分析する事は、映画に対する造詣と愛情を持つ村田教授にしかできないのではと思わせます。
レーガンのジョークも散りばめられて面白い。
『なぜ私が大統領になれたか、その秘密を教えましょう。私には9つの才能があります。第1は卓絶した記憶力、第2は、…えーとなんだったっけ…』
実際は記憶力に優れた彼だからこそのジョークで笑えます。
関西大学総合情報学部2007年卒。 卒業後「非同期」「主観事典」をテーマにした会社設立。パンデイロやvimなどの打楽器が好き。 Backbone.js 千利休 木村蒹葭堂