読み:はんにゃしんぎょう
大乗仏教の経典の一つ。わずか300文字たらずの経典。
来歴
7世紀、西遊記の「玄奘三蔵」が、インドより持ち帰った。天台宗・真言宗・浄土宗・禅宗では、経典として般若心経を用いる。日蓮宗・浄土真宗では別の経典を用いるため、般若心経は用いられない。
この短さのため、平安・鎌倉時代より、武家や庶民レベルまで、仏教が日本に普及したのかもしれない。
これからの働き方
般若心経における重要な概念が「空(くう」。「色即是空、空即是色」に表れる。
これからの働き方についてのビジネス書を読むと、重要な東洋思想として、必ず「般若心経」が出てくる。
今更ながら、「般若心経」を心得る必要があると気づいた。
四顛倒
・無常を常とする
・不楽を楽とする
・無我を我とする
・不浄を浄とする
【書評】『般若心経 \(まんがで読破\)』 : なおきのブログ