JavaScriptとHTMLの相互作用を強化する軽量なJavaScriptライブラリ。
最大の特徴は「$」から始まるDOMへのアクセスの良さである。
例えば1例になるが
Fuck you!
というHTML文の「Fuck you!」部分を変えたい場合は
$("#fuck").text("Fuck me!");
と、これだけで済む。
実行結果として
Fuck you!
↓
Fuck me!
に変わる。
基本的な構文として
$(【ここにDOM指定】).各種関数や定数
といった形で直感的な記述が出来るので、大幅なコード減量と誰が見ても視覚的に何をしているか分かるというメリットがある。
これは通常JavaScriptで記載すると
var str = document.getElementsById("fuck");
str.innerText = "fuck me!";
になる。
2行で記載されているのもそうだが、jQueryと比較して直感的に見易いかどうかは明白。
ちなみに【ここにDOM指定】の部分は多彩な記述の仕方があり、おおよそ必用になる指定の仕方が正規表現っぽく記載することが出来る。
jQueryをさらなる高みへ押し上げているのが豊富な拡張プラグイン。
下記に一例を示す(リンクを参照)
http://www.devirtuoso.com/Examples/3D-jQuery/
http://webdev.stephband.info/parallax.html
http://www.jeremymartin.name/examples/kwic...
このように特にUI部分に強みがあるプラグインが豊富なのがjQueryの特徴でもある。
九龍的にはjQueryを使用すれば
やなどを一生懸命使わずに$().cssによるleft、top、width、heightなどの指定して直感的なレイアウト設計(通常のソフトウェアなどのように%割合やpx単位してでの設計)が出来るので「作り易い」し誰が見ても「あーここの長さはこの1行で書いてるのね」のように作成出来るので、もう既存のリキッドレイアウトとかいらねんじゃね?となっている。
JavaScriptに依存しきっているという問題も出てくるが、今後クラウドコンピューティングの時代にシフトする上でJavaScriptを使えない環境こそが問題のような気がしてくる。
もうCSSのソースをおって
「あー、このクラスがここにかかって、で、これはどこを指定してこうなってるの?」
とか
「このCSSファイルいじったらなんかすげーレイアウト崩れたんだけど・・・」
とかうんざりしてるので、こういったぐりぐりと直感的なコーディングが出来るのは精神衛生上とても良い。
個人的にFlashと双璧を成すべきUI技術としてjQuery街道を突き進みたい。
関連Link:
【公式サイト】
http://jquery.com/
【日本語リファレンス】
http://semooh.jp/jquery/
【jQueryの魔法】
http://allabout.co.jp/internet/javascript/...