S 58c4960335ea20b3998854cfad929ef5 iPad

Apple社によって設計及び販売(予定)されているタブレット型コンピュータ。
2010年1月28日、サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表された。



下記は九龍の個人的考察である。


1:電子書籍としてのiPad
iPadを取り上げる時に略セットとして書かれるのが「電子書籍としてのiPad」である。
iPad PVを観てもこの電子書籍機能をAppleはかなりプッシュしてきている。
対抗製品としてAmazonのKindleがある。

電子書籍の使用用途として直ぐ思いつくのが新聞や週刊誌、漫画といった更新のサイクルが短く、手元に現物を置いておかない、または置きたく無い紙面情報体。

特に新聞は日々かさばる上に、通勤時にいちいち折り畳んで読むのもあまりスムーズでは無い。
ペーパーレスによる購読料のダウン、というメリットも出てくると思う。

さらにiPadの電子書籍としての強みはコストや「物理的な利便性」だけでは無い。

例えばJapan Timesなどの英字新聞を購読している読者向けに翻訳アプリ(指タッチ→ダイレクトに翻訳がバルーン表示など)なども考えられる。
これは英語学習者にとっては喉から手が出る程欲しい機能。
この辺の書籍関連のアプリコラボも期待出来る。

購入形態としてAppleがiTunes StoreよろしくiBook Storeなる物を展開予定。

今後書籍業界のシェアは大きく動いていくだろうが、紙媒体と電子媒体の住み分けが進むだけで、どちらに軍配が上がる、ということは当分無いと思う。
レコードが無くならないように、紙もまた文化なのだから。


2:第3PCとしての立ち位置
近年のPC環境の形態としてその多くは自宅PC+モバイル(携帯電話)というスタイルが略9割を占めていると思うが、iPadはこの組み合わせに新しい形を呼び込む可能制を持っている。

これは機能の問題では無く物理的なインターフェイス、重さ、形がかなり重要になってくる。

簡素に述べればノートPCだとかさばるし、モバイル端末だと小さいのだ。

PCの使用用途としてその殆どが情報収集・観覧に費やされると思うが(ブラウジングなどの読む行動)、その行動場面によって適した端末が必用。

つまりはiPad、Appleの狙いとしてPCとモバイルの中間ニーズを狙ってのリリースだと九龍は考える。

(1)PC→自宅や仕事場
腰を落ち着けて作業、又は観覧できる場合
(2)iPad→移動中、仮の居場所(喫茶店)など1〜2時間のスパン
通勤などの移動、出先、休憩中などわざわざPCを出さずに同等のパフォーマンスを気軽に手に入れる。
(3)モバイル→隙間時間、1~10分などのスパン
エレベーターの待ち時間、ちょっとしたエアポケットな時

というシーンの使い分けがかなりスマート出し、次のPC文化になると思われる。


3:デザイン
機能と機能と叫ばれているが、Appleの最たる強みはそのデザインである。

MSがなぜこうも押されるのか?話題に出て来れないのか?

至極単純で人間は「美しい」ものに惹かれるから。
と、Apple厨としては言いたい。
iPad Sooooooooo Cool!!!!


4:個人的に
ブラウジングと電子書籍のみだけにしてUS$300くらいにして欲しい。
この使用用途が8割だと思うのでこの方が流行る、と思う。

なにか日本向けは¥60,000-くらいじゃないかって言われてるけどそれは高いと思うな、うん。



amadanaとかPC筐体作らないか?密かに期待。



関連Link:
【公式サイト】http://www.apple.com/jp/ipad/
【iPad初感】http://blog.drikin.com/2010/01/ipad%E5%88%...
【技術的なあれこれ】http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles...
【Wikipedia】http://ja.wikipedia.org/wiki/IPad

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