デリー・ムンバイ間産業大動脈構想「Delhi/ Mumbai Industrial Corridor」の略。
インドへの企業進出に当たり、インフラの未整備が大きな阻害要因となっている。
DMICでは首都デリーと商業港都市ムンバイ間(1500km)に貨物専用鉄道新線を建設するとともに、新線沿いに多数の工業団地および内陸物流基地を建設、さらにグジャラート州に新港を建設するもので、2016年完成をメドに900億ドルもの投資が予定されている地域開発型大プロジェクト。
日印間の大型プロジェクトとして2006年12月に立案。
日本の「東京・大阪間太平洋ベルト地帯開発」の成功事例を参考にDMICは進められている。
インドのインフラ(道路、交通)の悪さは非常に有名であり、未整備の道路、交通ルールは略皆無、交通機関の老朽化など急成長を遂げるインドを受けきれていない。
なによりも外資企業にとってインフラの悪さ(特に日本)はインド進出のネックになっておりインド政府も外資獲得として整備を急いでいる。
物理的インフラが整備(道路、鉄道、バス等々)
↓
情報的インフラが整備(電話、テレビ、インターネット)
この手順で急速な発展を遂げると九龍的に注目している。
まぁあれです、東京と大阪間で凸凹の輸送路があって皆難儀してる→そこにどかーんと最新式の鉄道出来た!って考えるとどんだけの経済効果、改革が起きるのか想像してもらえると早い。
関連Link:
【JBICの記事】
http://www.jbic.go.jp/ja/about/press/2008/...