インド在住の著者が「インドでの生活」に対して綴った書籍。
評価:★★★★(5段階)
著者:冬野 花
価格:600円(税込)
単行本: 255ページ
出版社:中経出版
言語:日本語
ISBN-10:4806132993
ISBN-13:978-4806132998
発売日:2009/3/26
商品の寸法:15 x 10.6 x 2 cm
感想:
インド在住の日本人である著者がインドでの「生活」に主眼を置いて書かれたエッセイ。
国が違えば文化が違う、そんなのあたりまえの事だよ、という我々日本人の斜め上を行くインド文化。
そのインドで実際に生活して感じる「日本人から見たインド or インド人の不思議」がBlog調の文章でつらつらと書かれている。
文化や宗教、歴史に対して深く切り込むこと無く「生活」だけひたすら書かれている(補足としてカースト制度等々はあるが)ので非常にイメージしやすくすらすらと読める。
著者曰く
“毎日のようにインド人と接していて、思い知らされていることのひとつに、「インドには、一事が万事、『直接の目的』以外のことには、頭が回らない人々がいる」ということがある。「直接の目的の向こう側に思考がつながらない」と言ったほうがいいかもしれない。”
という、何故かこれが印象深いフレーズだった。
これからインドに旅行する、住むなんていう人はガイドブックと合わせて買うとよりインドを楽しめるよう気がする。
さっと読めて面白い、4★。
関連Link:
【この記事はBlogから引用です】
【九龍空論】
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【当該記事】
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【Amazon】
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