Kiva.orgとは
Kiva.orgとは世界中の発展途上国の起業家に対して
1口25ドル(2500円ぐらい)という
かなりの小口で融資ができるインターネットサービス。
本日はその代表者の
Matt Flanneryさんが、
http://www.garage.co.jp/ncc2008/
で来日しており、
マットさんと日本のKiva.orgレンダー(融資する人)を
繋がる会をKNN神田さんが開催したので
参加させて頂きました。
マットが来る前に五反田のカフェでレンダー同士が集結
みんなバンバン意見を出し合っていて、
なにか産まれそうなにおいがプンプンしていました。
多種多様なレンダーがいました
「豊かさガイド」というサイトでKiva.orgを伝えている日本語が流暢な外人さん
「ずっと以前からこういう活動がしたかったんです!」
とのこと。
http://www.yutakasaguide.org/
わざわざ関西から夜行バスに乗ってやってきた立命館大学生
「日本だけKiva.orgが流行っていないのが悔しい」
「Kiva Japan」という団体を設立
http://kivajapan.web.fc2.com/
Kiva.orgの日本語化支援システムを開発の方々
自動翻訳して、Wiki的に手動でちゃんとした日本語にする仕組みを
12月末までに構築するのが目標。
メンバーの方の「株式会社DoEvery」という
「技術エンジェル」というお仕事も素敵だと思いました
エコアンドピースのポータルサイト「greenz.jp」を運営している方
現在「kiva.org」でググると1番目に出てきます
http://greenz.jp/
カンボジアの出資される立場からKiva.orgに出会った方
Kiva.orgは個人の投資を主にやっているけど、
将来的には組合のレンディングなども行っていきたいそうです
フィリピンに毎年500万円集めて寄付している団体の方
「私達は現地に行って寄付活動を行います。
現地の人の顔が見られるのが私達は頑張れるし、
現地の人も私達の顔が見られるから頑張れます」
的なことを言っていたのがとても印象的でした。
肝心のサイトはメールでお知らせしてくれるそうなので、
わかり次第ここに載せたいです。
寄付に関するポータルサイトを運営している慶応大学院生
寄付してもそのお金が実際どう使われているかわからない。
そこで
・寄付のトレーサビリティ向上
・寄付のエンターテイメント化
を目的に作られたサイトが↓こちら
http://www.froh.asia/
っていうか村井純さん紹介してほしいw
Kiva.orgと同じサンフランシスコに会社を持つ日本語が流暢な方
KNN神田さんとKiva.orgの架け橋となった
MozilaコミュニティからGoogleに就職した方
・オープンソース活動などのコミュニティ活動に可能性を感じている
・「やりたい事を持つ」ということが一番パフォーマンスを発揮する
KNN神田さんの言葉
・Kiva.orgを知ったとき「これだ!」と思ったが、英語版しかないことがハードル
・今回集まった人たちが協力し合ってうまく日本でプロジェクトを進めるようにしたい
Matt Flanneryの言葉
・日本人は内向的で海外国支援などにはあまり興味がないと聞いていたが、実際はこんなにも人が集まってくれている
・Kiva.orgで国境の壁はもちろん、色々な壁を越えることができた
元気になりました
今日は朝の5時に起きて、
夜はくたくただったのですが、
みなさんのやる気を頂き、とても元気になり、
深夜もワクワクして寝られず、
結局こうやってブログを書いています。
睡眠や食事も大切だけど、
こういう人が与え合う見えないエネルギーが
一番大切だなぁと思いました。
僕も回りにこうやって元気を与えたいです。
西小倉とKiva.org
2005年に大学のスタディーツアーでフィリピンへ行くまでは
「途上国支援とはお金を寄付することだ」
と思い込んでいました。
小学校の頃から赤い羽根募金などはありましたが、
「本当に必要なのはお金を上げることよりも、
そこの人たちが自立することを支援してあげることなのよ」
と教えてくれる人は誰一人いませんでした。
フィリピンのお金の稼ぎ方を知らない人たちを見て
「100ドルPCを配って世界中をインターネットで繋ぎ、
先進国と発展途上国が自由に共同しあって
ビジネスができる環境を作りたい」
と思うようになりました。
元サッカー選手の中田英寿さんも
手法は違えど同じようなことをしようとしているそうです。
そういうことをしようとしている人を
「社会起業家」というそうです。
Kiva.orgは社会起業家のお手本ともいえると思います。