ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)
「日本史が今、早急に書き直されなくてはならない」という理由を記した、私からあなたへの「あるメッセージ」にたどりつく時まで、その2点を念頭において読んでみてください。
冒頭にそう始まる
ハーバード大学で日本史の教鞭をとるDr.Kitこと北川智子氏の著書『ハーバード白熱日本史教室 (新潮新書)』。その「あるメッセージ」こそが本書の主題であるが、はからずもその主題を真剣に考えるチャンスが到来したようだ。それは3つの外患によって引き起こされた。
・竹島問題:イ・ミョンバク韓国大統領の竹島上陸。野田首相は竹島を韓国による「不法占拠」と断罪した。日本国首相によるこのような強い口調での竹島問題の言及は、戦後初めてではないだろうか?
・従軍慰安婦強制連行問題:イ・ミョンバク韓国大統領が天皇陛下に謝罪を要求した。
・尖閣諸島問題:香港活動家らが尖閣諸島へ上陸した。
これまで日本政府は、その場限りの謝罪外交を繰り返してきてしまった。しかし残念なことに、ほとんどの日本人はそのことに無関心だったのではないだろうか?たとえば、竹島が韓国軍により実効支配されているようなことも、ほとんどの日本人は知らなかったのではないだろうか?少なくとも、私自身はそのことを誰かと話した記憶はない。ほとんどの日本人が無関心だからこそ、政府の対応もええかげんだったのではないだろうか?
つづきはブログで。
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