http://www.amazon.co.jp/心のパターン―言語の認知科学入門
主張
・メンタル文法がある
・言語を扱うための生得的知識がある
()内が言語
物理的な何か ⇔ (音韻構造 ⇔ 統語構造) ⇔ 思考
音韻構造
・知らないうちに単語間の区切りが理解できるようになる
→未知の言語はその区切りすらわからない
・複数形、過去形にするために、未知の単語でも勝手にパターンを理解して当てはめることができる
統語構造
・意味とは別物
→「本を脇に抱えてロビーにいる女性は、オーボエはタコではないと信じています」この例文シュールw
・再帰構造、木になる
・普遍文法が統語構造の骨組みを提供している
アメリカ手話:何も言語は音声だけじゃない。手話にも構造があり、話者はメンタル文法を持っている
疑問
・「文字」しか使えない人っているのか?点字みたいな
・メンタル文法はみな同じなのか?
・12歳までにメンタル文法の構築を終えるのであれば、それまでに構築しとかないとより高度な思考ができなくなるのか?(臨界期仮説)
本自体について
例がわかりやすくておもしろい、比較的読みやすい、訳もスムーズ
メモ
「さらすい」って書いてあっても「さすらい」って読めてしまうのなんで?