この本は興味深く読んだ。まぁ結局結論は出ないんだけどね…。最初は「答えを教えてくれ!」という気持ちで読んでたので面喰ったけど、そんな考えを持ってた自分はまだまだ甘かったです。自分で考えることに価値があるんですね。
「なぜ人を殺してはいけないのか」というのを話すために、愛するとは何か、不倫はなぜいけないのか、戦争はなぜいけないのか、といったことも語られていて、その辺もおもしろかった。
この本で学んだことのひとつは「全体の利益を優先しよう」ということ。ただ「全体」というのが、自分の会社なのか、自分の住んでるところなのか、国なのか、地球全体なのか、人によって考えが違うのが、難しいところなんだな。