幹細胞
Stem Cell:可塑性、未分化性、自己複製能のある細胞のこと。
→胚性幹細胞 Embryonic stem cells:胚胞期の内部細胞塊
ES細胞使用に関する問題点
・免疫拒絶の問題:ES細胞は基本的に他人の物を使うことになる。
・倫理上の問題:免疫拒絶の問題をクリアするためには自分自身由来のES細胞が必要だが、それは無理。したがって、他人の卵に核を移植することで、他人の卵を自分由来もどきに造り変える。※これはクローンと同義である。
Induced Pluripotent Stem cells:誘導多能性幹細胞
・自分の体細胞をES細胞のように幹細胞化する。
・免疫拒絶が起こらず、受精卵が必要ないので倫理上の問題もクリアできる。
iPS細胞の問題点
・ガン化の恐れ(c-myc)
・誘導効率、細胞の増殖効率が悪く、簡単には応用できない。