中胚葉
mesoderm
・中胚葉誘導物質:アクチビン
アクチビン処理(50ng/mL)した外胚葉片では背側中胚葉性組織ができる。
・植物半球細胞と動物半球細胞との間の相互作用があり、その相互作用によって帯域の運命が決められ、中胚葉が形成される。(ウィルトp65)
・中胚葉誘導シグナル=Nodal=アクチビン様因子
母性因子:VegT、βカテニン
ニューコープセンター:siamois オーガナイザー誘導
Xnr1、2、4、5、6
nr3 中胚葉誘導
Derriere
オーガナイザー:goosecoid
chordin
noggin
brachyury
背腹構造の既定
・ニューコープセンター:予定背側にある植物半球細胞
・シュペーマンオーガナイザー:原口背唇部の細胞→体軸形成に重要な役割を持つ。
背側中胚葉、特に脊索や前方咽頭内肺葉をつくるよう運命づけられている。(ウィルトp69)
また、神経を誘導する。
・胚誘導:特定の細胞や組織が隣接する細胞や組織にシグナルを送り、細胞分化を特定の方向へ向かわせること。
・中胚葉誘導→さらに誘導される領域の存在
→1次誘導、2次誘導が存在する。
例:
外胚葉
表皮 ↓ ←中胚葉:1次誘導
↓ ←神経組織:2次誘導
レンズ
・アクチビン
低濃度では外胚葉性組織、中濃度で中胚葉組織、高濃度で内肺葉組織が誘導できる。