ヨブ記
発端
・寮の仲間が、「ヨブ記ってなに」って聞いてきたので読んでみることにした。
旧約聖書39巻の内の一巻。
・18巻目。
ウツの地にヨブという人がいた。
・「ウツ」というのにどういう意味があるのかわからないが、日本語で読むには興味深い。
110806時点での理解。
・ヨブという正しい人がいた。神もその正しさ、信仰を認めていた。
・それをみたサタン(悪魔)がヨブの信仰を試した。財産、家族を奪い、病気にした。
・しかし、ヨブの信仰が弱まることがなかった。
・ヨブの悲惨な状況をしって3人の友人が慰めに来た。
・その慰めは、ヨブの頑固なまでの信仰を見て、忠告に変わる。
・ヨブとその友人たちのやりとりをみて居ても立ってもいられなくなった若者(エリフ)が別の視点からヨブの体験を語り直す。
・ヨブは正しかったが、その主張によって神よりも自分が正しいことにしてしまった。
・それを最後には悔い改め、神に許された。
という話。
肝は、
・「ヨブは正しかったのになぜ神は悪魔の試みを許されたのか。」
・「ヨブは何が間違っていたのか。」
の二点。
後者からは、人間という存在の限界とかもテーマになってくるかと。これから読むのが楽しみな書。