ゴルジ体
昔のイメージ@中学の理科
・汚い。
・ゴミ処理場?
→もうすこし詳しく教えれば面白いのになー
基本
・細胞内にある小胞体の一つ
・整然とした一連の区画からなる
・通常は4~6個の嚢からなる
・核の近くにある
・大部分の植物細胞では数百のゴルジ層板が細胞質全体に分散している。
・ゴルジ体のタンパク質はすべて膜結合性
機能:タンパク質の加工と濃縮
・ゴルジ体のおかげで、作ったタンパク質が必要なところへ届けられる。
・糖の合成。多糖の大半はゴルジ体で作られる。
→植物では細胞壁の多糖類、動物ではECMのグリコサミノグリカンが合成される。
・小胞体産物の選別と配送
・小胞体から物質を運び出す経路。
・ゴルジ体[流通センター]で、特定のタンパク質に特定のオリゴ糖[荷札]を付加することでタンパク質を識別し、目的地へ向かう輸送小胞[トラック]に詰め込む。
特殊
・複合糖鎖の合成には反応段階ごとに別の酵素が必要であり、前段階の反応産物だけが次の段階の基質となる。
・糖鎖付加反応はすべての真核生物(酵母を含む)にみられるので、合成に要する装置は進化の初期に出現したと思われる。
わかっていない
・ゴルジ体がその極性を持った構造をどうやって作り上げ、維持しているのか。
・嚢から嚢へ分子がどうやって移動するのか。
・仮説:小胞輸送モデルと嚢成熟モデル、そして2つの融合モデルがある。融合モデルが可能性が高いとされている。
参照すべき(?)
・the organization of the golgi apparatus 1998 Warren G byCELL 13章
構成性分泌経路と調節性分泌経路における役割
分泌小胞の形成