アロステリー
・酵素反応における正負の制御において、調節分子のカタチが酵素の基質と全く異なるという性質から、この調節形式はアロステリーと名付けられた。
・アロステリー:allostery=allos+stereos(他 + 個体or三次元)
・こうした酵素は分子表面に少なくと2つの結合部位、つまり基質を識別する活性部位と調節分子を認識する調節部位をもつ。
・フィードバック阻害では、阻害物質がタンパク質のある部分に結合すると、コンフォメーションが変わり、別の場所にある活性部位が反応できなくなる。
The CELL p171
・アロステリック:活性中心ではない場所にエフェクターとなるリガンドが結合する。
・ホモトロピック制御
ヘモグロビンのように、基質自身によって活性が調節されること
・ヘテロトロピック制御
違う分子によて制御される。
ex.ATCアーゼ:ウラシル合成前駆体の初期反応
ATPで促進、CTPで阻害される。