2005年
日本人席にペットボトルなど投げ込み[雑記]
昨日のイラン戦で。
http://www.asahi.com/sports/update/0326/06...
25日にテヘランのアザディ・スタジアムで行われたW杯アジア最終予選のイラン対日本戦で、観戦していた日本人サポーター約1500人の席に向けて、ペットボトルや食べ物、コインなどが投げ込まれ、日本人数人に当たった。日本大使館によると、スタンドで待機していた医務官が3人を診察したが、治療を受けるほどのけがではなかった。
まぁ、特に女性が無事でよかったよ。そういう場所に女性は行かないという向こうの風習を無視して突入したんだから、もっとひどいことになっていてもおかしくはなかったと思う。
・・・しかし、なぜコイン???
これまたそういう風習があるのだろうか?
相手になにかをぶつけるときにはコイン、みたいな。
日本でそういう奴は銭形平次ぐらいしか知らないのだが。
posted at 2005/03/26 13:17
2002年
読書
13>階層化日本と教育危機―不平等再生産から意欲格差社会(インセンティブ・ディバイド)へ
苅谷 剛彦 (著)
単行本 - 245 p (2001/07/01)
有信堂高文社 ; ISBN: 4842085258 ; サイズ(cm): 21 x 15
色々な人にすすめられたが、それだけの価値はある本。
なかなか中身のある分析、提言が詰まっております。(ただし、データ処理を厳密に行っているはずなのに、有意差のない数値について「有意差はないが・・・」との記述があるのが気になった。有意差がなければ言及せん方が、姿勢に疑いを持たせなくてよかったのでは?)
日本の教育がダメなのは日教組が日本人を赤化させるためにわざとそうしているのだと思っていたが(半分冗談です。あくまで半分、念の為。)、そうではなく階層差があることに目をつぶっていたためで、階層差はこの10年の教育改革でますます深刻化している、ということがデータ分析から浮かび上がってくる。
まぁ考えてみれば「やる気を引き出す教育」って言っても馬鹿はやる気が出るところまで行かないのでますますやる気が出なくて馬鹿化が進むってのはすぐに思いつく。
しかし「勉強しても将来は変わらない」かつ「現在の成績で満足」に是と答えた割合は成績の悪い層に多いというアンケート結果には正直驚いた。やる気が逆の方に向いてます。積極的に勉強しないほうがいいという姿勢があるんですね。
これ、ちょっと信じられなかったのですが、satounoさんちの風色掲示板で、真っ当な(と思われる)諌言に対し「ウザイ。普通じゃない。時代はもう~なの。」という発言があるのを見て妙に納得。
「勉強ばっかするなんて普通じゃない。時代は自分探しなの。馬鹿は馬鹿でいることがステータスなの。勉強しろなんてウザイ。」
ってことがリアルにあるんですな。多分。
巻末の方に「ではどうすればいいか」の提言があって、かなり頷ける内容だが、どれも逆の方向に持って行かれそうで悲しくなってくる。やはり、日本の教育がダメなのは日教組が日本人を赤化させるためにわざとそうしている・・・(半分冗談です。労働者に学問は不要!全ての国民よ、鍬を持て!とは日教組も思っていない、と・・・思う・・・。)