S 17e9cb7f65305ef3ad00efb84107658e こんごう見学(2009年08月27日)

2009年08月27日木曜日、大阪港に「こんごう」がやってきました。
某2佐(兵庫地連経由)より、見学会に連れて行ってもらえるとのこと、喜んで行って参りました。ありがとうございます。

wikipediaこんごう級



大阪南港に停泊する「こんごう」。
南港に至る橋の上からも巨大な艦橋が見て取れました。
「でかい」というより「高い」というか、何と言うか…非常に「建築物的な印象」を受けます。


前から。
警備の関係上、これより後ろにはさがれませんでした。
やはり巨大な艦橋が目を引きます。


この日は艦内見学もさせてくれるとのこと。


後部より。



船というよりは巨大な建造物、ビルのように感じます。




内部見学は1グループ8名程度につき、1名実際にこんごうに勤務されている士官の方がついて下さり、案内してくれました。
質問なども随時受け付けていただき、非常に勉強利なりました。

後部のCIWSと終末誘導用イルミネーターレーダーです。



後部垂直発射管ハッチです。
「どこに何が入っているかは、機密で私にもわかりません。」「どこのミサイルが飛ぶのか、も自動で決定されます。」とのこと。



「HSは搭載していないのですが、発着艦は出来ます。」とのこと。
発射管後部にもかなりのスペースがあります。




魚雷発射管。


各所丁寧に説明してくださいました。
ありがとうございます!


インド洋の給油活動で有名になった給油口。





上に見えるのは救命ボートです。
これを海に落とすと自立展開してボートとなるそうです。




救命ボートの人員表。やはりというか流石というか、人員割&長の決定がされております。

救命ボートには水や乾パンが搭載されていて、その缶の中に「がんばれ!もうすぐ助けが来るぞ!」などという励まし文も入っているとのこと。



ハープーンです。
射程100kmとのこと。



2本の角はHS誘導用だそうです。


爆雷…ではなくて、着岸時のゴム・クッション。


内火艇。速度は5ノット程度だそうです。


ブリッジです。
聞けば写真撮影OKとのこと…聞かなかったけど、操縦室も撮影OKだったのかなぁ?

各25000馬力*2のガスタービンエンジン2軸推進、合計10万馬力鉄腕アトムと一緒!最高速度は30ノット時速54km以上で「海の上でその速度なら、タイタニックごっこをやったら後ろにすっ飛んでいきます!」とのこと。
(例えがおもしれー。)

このレバーで「右1速、左1速」と指示するとそれが操縦室に伝わり、実際に操作するとのことです。直接操作じゃなくて伝言ゲームになっているとは知りませんでした。


ブリッジより甲板を見下ろす。
高いです。


艦長席に座らせてもらいました。
艦長席は赤で、左側にも同じような席があり、そこは隊司令などが座る、とのことでした。


前部CIWS。


フェイズドアレイレーダー。
非常に沢山のレーダー素子が詰まっているとのこと。説明を聞かせてもらったのですが、イージスシステムについては正直、もーなにがなんだか。進んだ技術というのは部外者にとっては魔法にしか見えませんわ。


前部発射管。


CIWSのマガジンが下部よりぐるっと回っているのが見て取れます。


127mm速射砲。
従来型の76㎜速射砲よりも発射速度は落ちるが、「対陸上砲撃も考えて威力のある」大口径砲を搭載、とのことです。
イタリア製ということですが…それ、そこはかとなく不安なんですけど…。

こう見えて砲塔はFRP!だそうで、確かに叩くとカンカン!ではなくてペンペン!とFRPの音がしました。無蓋と変わらないんじゃないのか…?



チャフ発射管。


これはダメだ、カッコよすぎる。これは海自に入りたくなるな。高校の社会見学とかやればいいんじゃないでしょうか。


ありがとう!こんごう!

もしかして

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